サンバ基礎のキを知る

社交ダンスのサンバ には他の種目に比べて一つの種目の中に異なるリズムの踊り方がいくつも出てきます。それがサンバが難しい種目だと言われる一番の理由でしょう。

また、バウンスアクションと呼ばれる上下運動があり、各ステップの足形に継続的な上下運動を組み合わせて踊っていかなければいけません。

その上下運動するタイミングと足形がずれたりすると、上手く踊ることができません。

そしてまた、足形だけを追いかけるだけでは全体のムーブメントとしてサンバらしい動きが見えてきません。この「サンバらしさ」の表現が難しいポイントでもあります。

どんなに元気よく体を振り切ってたくさん動けていたとしても、サンバのリズムを理解せずに、またサンバに必要な基礎動作を理解せずには「サンバらしさ」というものは表現できないと私は思っています。

サンバのステップを解説する前に、まずは「サンバらしい動き」を作るために必要な基礎動作としてバウンスアクションと体重移動のポイントという本当に土台の部分、「基礎のキ」について今日はお伝えしたいと思います。

 

バウンスアクションについて

サンバのバウンス(上下運動)を膝で考えてしまいやすいのですがバウンスは膝の曲げ伸ばしではなく、骨盤を傾ける運動で作るということをしっかり意識しましょう。

骨盤はまっすぐ立ったニュートラルの状態から膝を緩めながらお腹側を縮めるように後傾させた状態にします。そして膝を伸ばしてニュートラルの状態に戻します。

膝を屈伸させながら骨盤を後傾させたりまっすぐに戻したりという二つの動作を繰り返します。これがサンバ特有の基礎動作となるバウンスアクションです。

バウンスアクションの中で注意すること

①バウンスは骨盤を後ろに傾けては戻す動作ですが、戻した時に腰を反らせてしまわないように注意します。バウンスアクションの中ではお尻が抜けたような腰を反らせたポジションは出てきません。ニュートラルの状態というのは「正しい立ち方」の解説でお話している通り、尾てい骨を立っている足のかかとに向けた状態。角度で言うと骨盤を垂直に立てるようなイメージのポジションです。垂直に立てた状態よりも腰を反らせないようにしましょう。

 

②バウンスアクションをしようと思っても骨盤がなかなか傾けられない方がいます。そういう方は骨盤を動かせないのではなくて、お腹を上手く使えていないため骨盤が動かないのだと理解しましょう。

骨盤を後傾させる時は、膝を前に出すイメージで緩めることも大切ですが、お腹を縮めるように使うことが重要です。具体的には肋骨の出っ張った部分と骨盤の両側にある出っ張った部分=腸骨上と下からお互いに近づけるように意識します。

お腹の前を縮めて背中を少し丸めるように体を使うと、しっかりと骨盤を後傾させることができます。背中を丸めると言っても猫背とは全く違いますので注意しましょう。

頭を高い位置にキープするつもりでお腹を縮め骨盤を傾けると背中の下の方が丸くなる感覚になります。これが骨盤を傾けた時の理想的な感覚です。

バウンスアクションを練習する時は、正しい立ち方を思い出しながら練習することをお勧めします。

 

サンバの体重移動について

サンバの体重移動はSaSというリズムで踊られるステップのようにバウンスアクションを伴う場合がほとんどです。ですから軸を移し替える際には、移動する方向を意識する前に考えるべき大事なことがあります。

それは、軸足で真上にライズすることです。

軸移動の瞬間、軸足でまず真上に上がり、それから移動したい方向と反対に床をプッシュして移動です。タイミングでいうと、SaS a SaS aというSaSの間に出てくる「a」の瞬間にライズです。このライズをするとき、軸足の膝は伸ばしきらず膝は少しだけ緩んだ状態を保ちながらかかとをあげるようにすることが大事です。

この、軸足で真上にライズする意識をしてから体重移動することが、まさに「サンバらしさ」の表現に必要な弾むようなムーブメントを作ります。

ステップをいろいろ習得する前にこの体重移動の仕方を理解しておくと、各ステップの中でやるべき動作の大切な部分を実感しながら足形を習得していけると思います。

SaSのリズムで踊られるメジャーなステップは

ホイスク・サンバウォーク・ボタフォゴ・ボルタ・クルザドスウォーク・リバースターンなどです。

上記のステップはベーシックルーティンに頻発すると思われますので、ご自分のルーティンを練習しながらSaS a SaS aの瞬間に軸足で上にライズする意識をしてみてください。

 

サンバの基礎のキであるバウンスアクションと体重移動(軸移動)の仕方について、詳しい解説や具体的な身体の動かし方は是非動画でチェックしてください^_^↓↓

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