みなさんが気になるルンバウォークのポイントを説明していきます!

きれいに歩くためには何を意識してどこをどう動かすのでしょう?

ルンバウォークとは

社交ダンスのラテンを代表する歩き方です。普通の歩き方にセクシーな腰の動きをプラスし、足先まで美しく運ぶラテン特有の歩き方です。

実はこのルンバウォーク、簡単そうに見えて奥が深いのです。誰でもみんな社交ダンス習いはじめの頃に歩き方から教わるはずですが、やってもやってもコレでいい!とならないのがルンバウォークです。プロの現役競技時代を経た制作者が引退した今もなお、自分のルンバウォークには満足していません。もっとさらに磨きをかけなければと思い続けています。そんな終わりなきテーマであるルンバウォークの核心に迫りましょう。

ポイントは骨盤の使い方

美しいルンバウォークを習得する上で欠かせないのが骨盤の動かし方、簡単に言うと腰の使い方です。

骨盤は背骨を軸として回転するパーツであり、体の真ん中で上半身下半身と連動しながら体のバランスをとっている大きな骨です。ダンスだけでなくどんなスポーツも体が運動する限りはこの骨盤の使い方は高い身体能力を発揮するための本当に重要なパーツだと思われます。

ルンバウォークと言う一連の歩く動作を構成している骨盤の使い方は3つあります。

①セトリング

②ローテーション

③膝からつま先が順に体の舌を通過する

この三つです。この動作や骨盤が通る軌道を正しく理解し、体の中のイメージをクリアに持つことが重要です。

セトリング

①のセトリングとは、ルンバウォークで一歩ずつ足が床に着地してから一番最初に行う「骨盤を後ろに傾ける動作」です。骨盤を後ろに傾けるとどうなるか、簡単に言うとお腹の前が縮んで股関節が前にグッと入る感じになります。この時の注意ですが、骨盤をただ後傾させると背中がそっくり返ってバックバランスになりがちです。骨盤をどのように動かすときも、まず中心にある背骨をしっかりまっすぐキープし続ける意識をしましょう。セトリングは見た目にも変化が少ない動きなのできちんとセトリングができずに歩いてしまう方は多いですが、何気ない動作なのにかなり重要な動きなので、省略せずにしっかりとセトリングできるように練習しましょう。

ローテーション

②のローテーションは軸足側の骨盤が中心の背骨から考えて外側に回転する動作です。背骨を中心に骨盤の左右が前後に入れ替わる回転動作をローテーションと言いますが、この骨盤の前後が入れ替わると言うことはつまり、その骨盤につながっている二本の足の骨が引っ張られるように連動するので、軸足ではない方の骨盤が体の下を通過して次に着地した時に体重をキャッチする仕組みです。

骨盤のローテーションは足が運ばれる動作を司っているので骨盤がローテーションしなければ足は前に出ない、出せないくらいに思っていた方がウォークが上達します。

膝とつま先の通過

③膝とつま先の前へ持ってくる動作が美しいかそうでないかで、ウォークの質は結構決まります。②でお伝えした通り、軸足の骨盤がローテーションし始めると後ろに残しておいた反対足の膝が緩んで、膝から前に抜けてきて膝下のつま先も軸足の横を通過します。この瞬間は膝がまっすぐ前へ抜けて来るよう意識します。膝の間が空いていたり、内股やガニ股になってはいけません。膝をまっすぐに前へ抜く、つまり膝もつま先も内腿が軸足を擦って前へ出されると言うことです。



大切なのはとにかく仕組みを理解して実践すること

上記の3つの動作を着実にかつスムーズに骨盤の動作として行うことが美しいルンバウォークのカギになります。初めは壁や手すりにつかまって体を安定させながらゆっくりじっくりと骨盤の一連の動作をイメージしながら動かすように練習すると良いです。動かす骨盤の軌道が分かったら、それを自分のバランスで曲に合わせてウォークをしていけるよう練習する必要がありますが、実際ルンバウォークで歩くテンポはそれなりなので、一歩一歩毎回着地の度にセトリング→ローテーション→膝とつま先を前に抜く・・・と言う3動作を行うのはかなり大変です。ルンバのテンポの4拍子の1拍で1歩ですから、骨盤のアクションは3つなのに使える時間は1拍と言うのは結構忙しいと思います。それでも一歩着地をする瞬間ごとに骨盤がセトリング→ローテーション→膝つま先→着地→セトリング→ローテーション→膝つま先・・・と繰り返し滞りなく足を動かし続けられるように訓練しなければなりません。

まとめ

このように考えると、社交ダンスのラテンの基礎の王様であるルンバウォークはこんなに大変で忙しくて難しいのか!と思いますよね。私も社交ダンス歴27年にしてずっとそう思っています。難しくて終わりがないルンバウォークです。基本のウォークができなければ踊れないと言うのは確かにあるので、実際に振付をこなすまでにルンバウォークで挫折してしまいそうな気もしますが、大丈夫です。足をなんとなく運びながら決められたステップを踏むことは誰にでも簡単にできます。そこが社交ダンスの良さですし子供から高齢の方まで楽しめる長所です。しかし社交ダンスにハマるとどなたもきっともっと上手くなりたい!上達したい!と思えてくるはずですから、より美しく、力強く、上手く踊れるようになりたい方は、そう思った時からルンバウォークを見直して磨きをかければ十分です。磨きをかける際のヒントになればと思い、ルンバウォークの細かい仕組みについて説明をさせていただきました。ルンバウォークの仕組みを知ると、ラテンダンスの多くの仕組みが見えてきます。ルンバウォークがダンスを始めた最初から最後までずっと難しいのはなぜかと言うと、ルンバウォークの質はそのままラテンのルンバだけでなくほぼ全部の種目の質に関わってくるほど重要なテクニックだからです。初心者の方が上手くルンバウォークができなくて当たり前だと思います。だってルンバウォークを極めるということはつまりラテンを極めることに相当すると言っても過言ではないからです。

私自身のルンバウォークもまだまだ発展途上です。だから全然良い見本ではありませんが、動画でも実際にルンバウォークをしながら解説していますので、ぜひ動画のレクチャーもチェックしていただければと思います。

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